事業案内
顧客満足を追求しながら、モノづくりの頂点を目指す。
平野ビニール工業では、製造される自動車シートがどんな方にご使用いただくのかを想像して
一枚一枚、社員一人ひとりが想いをこめて仕事に取り組んでいます。
各部門において、モノづくりや技術に対してどんなこだわりや想いを持って仕事に取り組んで
いるのかをご紹介します。
製造部 生産管理課
自社開発の生産管理システムで、製品の製造に関わるすべての工程を計画的に管理しています。需要予測に基づいた生産計画の立案、資材の調達、製造工程の管理、品質管理、在庫管理など、製造から出荷までをトータルに管理。品質、コスト、納期(QCD)を最適化する徹底した管理体制のもとで、顧客の要求に答える高品質な製品を次々と生み出しています。

製造部 裁断縫製課
裁断技術は私たちの基盤となる重要な要素。NC裁断機の導入により、精密かつ効率的な裁断を実現しています。NC 裁断機は、コンピュータ制御で生産を自動化し、素材の無駄を最小限に抑えながら複雑な形状にも対応可能。これにより自動車用の座席シートや特注シートカバーなど、高精度な裁断が求められる製品群に対応することができます。


縫製部門
裁断された生地を一つに形作る縫製工程は、自動車シート製造の中心的なプロセス。この工程では、縫製技能を持つスタッフがミシンを操作して、しっかりとした強度と美しい仕上がりを両立します。特に自動車用シートは、高い耐久性とデザイン性が求められるため、縫い目の正確さや美しさが細かくチェックされます。
品質保証部門
私達はお客様満足を最優先し継続的品質改善に取り組んでいます。業務における日常管理は勿論の事、変化点も日々4M管理し、完成品は全数検査し徹底した品質保証を行なっています。HIRVI品質ブランド確立の為『製品の質』『業務の質』を追求し続けています。

シートカバー製造フロー
-
1
生産計画
材料の仕入れから出荷まで全ての工程を効率的に生産するための計画を立てます。
-
2
材料の調達
シートカバー作りに必要な材料を生産計画に合わせて調達していきます。
-
3
裁断マーカー作成
生地を無駄なく裁断できるように最適なパーツ配置をおこない、効率的なマーカー図を作成します。
-
4
生地の延反作業
自動延反装置で生地をまっすぐに伸ばしながら、裁断するために生地を重ねていきます。
-
5
生地の裁断
コンピューター制御による自動裁断機です。高効率、高生産性、高品質な裁断を行うことができます。
-
6
縫製
それぞれの技能をもった作業者が工程に合わせて生地を縫い合わせ製品に仕上げます。
-
7
検査
高い品質基準のもと、完成した製品を一つひとつ全数、目視、触手にて品質のチェックをします。
-
8
出荷
お客様からのオーダーを基に納期、品種、数量をチェックして迅速に出荷します。
主な導入設備

CADシステム

自社開発生産管理システム

自動延反機

NC自動裁断機

デュルコップアドラー
1本針総合送りミシン

三菱自動電子ミシン
自動延反機 | P-SPL2 | 2台 (株)島精機製作所 |
NC自動裁断機 | P-CAM182 | 2台 (株)島精機製作所 |
P-CAM183 | 2台 | |
自動穿孔機 | 1台 永田技研工業(株) |
|
廃棄品圧縮機 | プレッサー70型 | 1台 (株)クロダ |
デジタイザー | 1台 (株)島精機製作所 |
|
CAD | SDS-ONE | 1台 (株)島精機製作所 |
SDS-ONE APEX | 1台 | |
縦型カッティングプロッター | CE6000-120AP | 1台 (株)島精機製作所 |
1本針総合送りミシン | LU2-4410 | 135台 三菱 |
LU2-4652 | 3台 | |
AD3310 | 1台 トヨタ |
|
DA-867 | 2台 デュルコップアドラー |
|
2本針総合送りミシン | LU2-4430 | 3台 三菱 |
LSW-28BL | 2台 セイコー |
|
LU-1560 | 2台 JUKI |
|
DA-868 | 3台 デュルコップアドラー |
|
ギャザーミシン | ||
オーバーロックミシン | ||
自動電子ミシン | PLK-2516 | 8台 三菱 |
AMS-220 | 2台 JUKI |
|
ボビンワインダー | F-117 | 2台 ALPHA-Mate |
全自動ボビンワインダー | MRD-BMT | 1台 株式会社松屋R&D |
ヘッドレスト用表返し設備 | 1台 | |
刺繍機 | PR-1050X | 1台 ブラザー |